朝・昼・夜とちゃんと食事をしていても体調が良くなかったり、胃腸の具合が悪いと思ったり。そんな経験があるならば断食を試してみるのはどうでしょうか?本格的な断食になると長期間になるので、一般人にはなかなか手を出すことができません。しかし、1日、2日の短期間断食ならば挑戦できます。
ダイエット効果も期待できますし、本来の身体の機能を回復する効果もあります。方法を間違えてしまうと健康を害してしまうこともありますので、しっかりとした知識を身につけておきたいですね。正しい短期間断食の方法を理解して、半日から土日だけ挑戦してみるなど、身体を変えてみるのはどうでしょうか?
どうして、食べないことが健康に繋がるのでしょうか?この健康効果に迫ってみましょう。食生活は一日三食ちゃんと摂取することが大切だと、至る所で言われています。では、短期間断食はこれに反対する行為です。
実は食べないことが健康に良いメカニズムがあります。
食事は普段何気なく食べています。時間がくれば空腹感には関係なく食事をしていませんか?身体の中では、食べものを消化して吸収するために、多くのエネルギーが必要になります。1日3食をしっかり食べた場合のエネルギーは 42.195キロメートルのフルマラソン1回分に相当します。
このことを別角度で考えてみると、1日食べなければ、フルマラソン1回分のエネルギー、健康を維持したり、病気を治療したりすることに利用できると考えられます。人類がひもじい思いをしなくて食事出来るようになってきたのは、最近のことです。
人間の本能としては本来
「飢餓に対する遺伝子」が存在しています。不足する栄養素をつかって、やりくりすることはできます。ですが、反対に余っている栄養素を排除する遺伝子はないのです。満腹に対して身体が備えることはないことが、わかってきています。あまりにも長期間食事しないのは問題です。ですが短期間の断食ならば健康を害することはありません。
病気のときのことを考えてみましょう。「しっかりと食事しないと病気がなおらないよ」と声をかけられた経験があるでしょう。栄養不足で病気になっているような時代にならば、その言葉に正当性はあります。そんな場合は栄養が欲しいので食事をしたほうが病気が治りやすいのは当然です。けれども現代人はどうですか?
最近の病気の大部分は生活習慣病なのです。つまり食べ過ぎです。現代人は食事を制限することで病気改善効果が期待できるのです。
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